ゲムキTOP > ブログTOP > JR70条を利用した地方都市から東京へ旅行する場合の乗車券考察
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水戸-東京の場合

Катюша 2019-10-05 14:28:30
70条ルールの利用についての具体的な例は、
静岡の記事に書かせていただいたので、そちらを参照を。

さて、水戸-東京は121.1kmで\2,310かかります。
経路次第では安くなるかもです。
120km前後なので分割で乗車券買うって案もあります。
しかしながら、それは本ブログの主旨ではないので割愛。


水戸から東京の距離は200km以内であるので、乗車券は
水戸-常磐線-東京山手線内で発券され、山手線内の好きな駅で降りることができます。
注意したいのは、全区間が東京近郊区間に含まれるので途中下車はできません。

ここから先は甲府-東京と全く同じ考えをしていきます。

東京近郊区間は、新幹線の経路を入れることでルールの適用外になるので、
上野-新幹線-東京の経路を選択すると、
途中下車が可能な乗車券に変えることができます。
(新幹線を経路に選んでも、特急券を買わずに在来線で移動できます)
また終点を東京の隣というだけでめっちゃ例に挙げられる八丁堀に設定します。

距離はわずかにしか伸びないので運賃は変わりません。
乗車券上の乗車経路は
水戸-常磐線-上野-新幹線-東京-京葉線-八丁堀
となります。
これで東京近郊区間のルールに縛られず、70条ルールが適用される乗車券の完成です。


常磐線特急で上野まで来た場合、
区間外乗車の特例区間で、上野-日暮里間で途中下車しない限り、
西日暮里方面に行くこともできます。


さて、いつも通り八丁堀を例に挙げているんですが、
水戸から140kmを超えない限り運賃が変わらないので、
北は浦和、西は吉祥寺、南は川崎辺りまで買ってもokです。